伊豆に旅行する際に皆さんは何で行きますか?
車で行くと行き帰りの渋滞がストレスだし、新幹線だといつもの移動と変わらなくて退屈じゃないですか?
そんな方におすすめなのが「サフィール踊り子」
私は在来線のグリーン車から新幹線のグリーン車まで多くの「快適」と呼ばれる列車をにってきましたが、サフィール踊り子はその中でも格別でした。
サフィール踊り子はそんな私が降りた瞬間から「また乗りたい」と思うような最高の車両でした。
そんな「ただの移動」を「格別な電車旅」という思い出に昇華する、東京から伊豆方面への特急列車「サフィール踊り子」
普通の踊り子号よりワンランク上の特別感を味わえる列車として、旅行好きの間で人気です。
今回は渋谷駅から伊東駅まで「サフィール踊り子」に実際に乗車してきたので、予約方法・車内の様子・座席レビュー・車内販売など、気になるポイントを徹底レポートします!
サフィール踊り子とは?
サフィール踊り子は、東京から伊豆方面を結ぶプレミアム特急列車です。
在来線を走る列車ながら、まるで新幹線のグリーン車以上の豪華さ。

サフィール踊り子の特徴
- 全車グリーン車
- 1号車は「プレミアムグリーン席」仕様
- 4号車には予約制のカフェテリアあり
- 停車駅が通常の踊り子号より少なく、スムーズに伊豆へアクセス

車内はこんな感じ
5〜8号車の人は1〜3号車へはいけない仕様となっております。
私は7号車を予約しましたがチケットレスで料金は4,660円/1人でした
伊豆への旅行開始!ドキドキの乗車
私の予約したサフィール踊り子5号は渋谷駅からの乗車でした。特急券のみ購入したのでモバイルsuicaで入場。
駅の電光掲示板には見慣れない文字が!

これだけでもワクワクしますよね

ついに到着。私は鉄オタではないですが、ボディを見て純粋に「かっこいい!」と思ってしまいました

座席レビュー|一家に一つは欲しい、ゆったりくつろぎ座席

座席に到着。こちら私が利用したA、B席
私が利用したのは7号車のグリーン席。
結論から言うと、「もう他の移動手段は使えない」というほど快適でした
もともと1号車の展望座席を予約したいと思っていましたが、予約開始後確認したら売り切れ。
1号車を予約する場合は1ヶ月以上前から予約して抽選で当たる必要があると思いました。
しぶしぶ5〜8号車のグリーン車を予約しましたが、こちらでも十二分に楽しめました。

座席から見えた景色
そんな座席の特徴
- フットレスト付きで足をしっかり伸ばせる
- 枕が柔らかく、長時間座っていても快適
- 椅子がかなり後ろまでリクライニング
- サイドライト付きで読書や作業にも◎
- 肘置きが広いので隣が気にならない
- サイドテーブルもあり、飲み物や軽食を置ける
- 窓が大きく、景色を存分に楽しめる
特に窓の大きさは圧巻でした。
普通の踊り子号の窓を2つ並べたような広さで、海沿いの景色がよく見えます。

こちらのボタンでフットレストを操作します。最大でほぼ水平まで上がってきて「これは寝れるな」と感じました

フットレストが上がった様子

こちら枕です。かなりふかふかで頭が全然疲れませんでした

左の肘掛けからはサイドテーブルが出ます
おすすめの座席は?海が見える「A席」
東京 → 伊東方面に向かう場合は、A席が断然おすすめ。
海側に座れるので、相模湾の絶景を眺めながらゆったり旅気分が味わえます。

車窓から見えた景色
4号車 車内豪華カフェテリア&車内販売
サフィール踊り子には、ちょっとした特別感を味わえる車内販売があります。
特に目玉は4号車のカフェテリア。
4号車は事前予約制

乗って15分ほどで事前に予約していたカフェテリア利用時間になったためカフェテリアに移動
移動中もこだわりの内装が見れて大満足でした

カフェテリアに到着。入るとすぐにアテンダントさんから予約を確認され、席に通されました。

通されたのはカウンター席

カフェテリアでは食事やスイーツ、ドリンクが楽しめます
注意点としては
- サフィールペイで事前に注文・決済が必要
- カフェテリアを使うためにはメインメニューを頼まなければならない
点です。一応空きがあれば車内で購入し、メインメニューをカフェテリアで食べるという方法もありますが、土日など混む日は完売になる可能性が高いので事前に購入しておくことをお勧めします
食事やスイーツは季節によって変わります。
今回私はワンタンメンをいただきましたがめっちゃうまかったです

- 細麺でつるっとした食感
- 海老の出汁がしっかり効いたスープ
- ワンタンが大きく、肉がしっかりあり旨みが凝集されている
有名なシェフが監修したものらしく、電車に乗りながら高級料理屋でご飯を食べているような感覚がありました。
量は胃が縮んだ成人男性にちょうどいい量で、女性や少食の方には十分満足できるボリュームでした。
値段は1,900円。少し高めですが、
- カフェテリアで食べれること
- 高級店並みのご飯が電車で食べられること
を考慮するとそこそこの値段なのかなとおもちました。
ただこのカフェテリア、停車駅によっては別の列車を待っているホームにいる人と顔を合わせながら食事することになるのでそれが少し気まずかったです
おすすめの車内販売メニュー
サフィール踊り子号では踊り子号と違い、車内販売があります。車内販売では伊豆らしいドリンクやスイーツも購入できます。
- みかんジュース
- ビール
- みかんジェラート など

特にみかんジュースはおすすめ!
実際に飲んでみたところ、みかんがぎゅっと詰まった濃厚な味わいで驚きました。
値段は500円と少し高めですが、一度は試してほしい逸品です。
設備・サービス情報
乗車中に便利だった設備や気づいた点をまとめました。
- Wi-Fiあり(JR East Free Wi-Fi)
→ 新幹線のWi-Fiと一緒です!踊り子号にはなかったのでここは大きな違いですね。トンネルを何度もくぐるので、その時に重宝

- コンセントなし
→ 蓄電池を持ってくるのがおすすめ - 車内の揺れ
→ 在来線を使っているため、揺れは新幹線より大きめ。
→ 乗り物酔いしやすい方は注意が必要 - トイレ→広々として使いやすい

停車駅が少なくスムーズ
サフィール踊り子は、通常の踊り子号より停車駅が少ないため、移動時間が短め。
東京から伊東までスムーズにアクセスできるのも魅力です。
目的地に到着!

渋谷駅出発から2時間弱で伊東駅に到着
名残惜しけどここでお別れです
また「絶対のるぞ!」という気持ちを胸にサフィール踊り子号とお別れしました。
どんな人におすすめ?
おすすめの人
- 移動にも特別感を求める人
- 最高の環境で伊豆旅行をしたい人
- 大人数で個室移動したい人
- オーシャンビューを楽しみたい人
個人的には伊豆旅行をする方全員におすすめしたいです。
デメリット
サフィール踊り子のデメリットをあげるとするなら
- 東海道本線を使っているため在来線と同じくらい揺れること
- 本数が少ないこと
です。
揺れについてですが新幹線を想定して乗るとそれよりも揺れるなという印象です。乗り物酔いが強い人は画面や本をじっと見ていると酔うかなという印象です
ですが景色を見たり食事を楽しんでいれば十分気にならないことでしょう。
また本数についてですが東京→伊豆だと休日でも一日3本しか運行していません。
ですので狙った時間に到着するのは難しい場合があります。
ですがこれらのデメリットを考えても「また乗りたい」と思わせる魅力があります
今帰宅して記事を書いていますが、また行くとしたら少しお金がかかってもサフィールに乗りたいなと思っています。
チケット予約方法
サフィール踊り子は人気列車なので、早めの予約が必須です。
- 予約サイト:えきねっと
- 1ヶ月前の午前10時から発売開始
- 海側A席は特に人気なので、発売直後の予約を狙いましょう
予約方法についてはこちらもどうぞ!
まとめ|贅沢気分で伊豆旅を楽しもう
サフィール踊り子は、移動そのものが旅になる特別な列車でした。
乗ってみて良かったポイント
- 座席が快適で、景色を楽しみながらゆったり過ごせる
- カフェテリアで過ごせる特別な時間が良い
- 東京から伊豆までスムーズにアクセスできる
伊豆旅行をより特別な思い出にしたい方は、ぜひ一度サフィール踊り子に乗ってみてください。
移動時間すら最高の体験に変わりますよ。
伊豆旅行の旅行記はこちら!




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